
日 時 | 実施大学 | 内 容 | |
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1 | 1月19日 | 茨城大学 | 村野井 均 教授担当の一般教養授業「発達の理解」の特別講義。 NHK青少年・教育番組部の宇治橋専任ディレクターが、NHKが子ども 達の発展段階にあわせてどう番組を作っているかという視点を持ち、電子黒板を活用してNHKの学校放送番組やNHK for Schoolブログの概要を紹介した。また学生になじみが深い「ざわざわ森のがんこちゃん」も視聴し、意見交換した。現場教師の実践発表は行わなかった。参加者は64人。午後1時から2時30分まで実施。 大学生には、「NHKの番組が学校教育に対し考えられて作られていることを初めて知った」、「教師になるにあたって、電子化社会にも目を向け、それを利用する大切さを知った」などと、新しい発見があり好評だった。 講師 NHK青少年・教育番組部専任ディレクター 宇治橋祐之 |
2 | 2月12日 | 上越教育大学 |
南部昌敏教授の3日連続で行われる集中講義「教育工学」の2日目。3日間のテーマはグループに分かれての授業案作り。工藤チーフディレクターが「NHK for School」ブログ全般について紹介し、さらに「道徳ドキュメント プロを夢みた野球少女」を題材に番組の多角的な見方を伝えた。実践発表は、群馬県太田市立藪塚本町小学校の新橋先生が「マテマティカ2」を利用した算数の授業を紹介、学生の授業案作りに役だてた。受講者24人。午後1時から5時まで実施。 学生達は「現在の学校現場でビジュアル教材を用いない授業は成り立たない、不可欠なものと認識を強めた」、「現場でデジタル教材を使って実践している先生のお話しを聞き、成績にとらわれずに皆が『考える』『わかる』ことの楽しさを感じられると思った」などとICTの力を再認識して授業案作りに取り組んだ。 講師 太田市立藪塚本町小学校教諭 新橋那美氏 |
3 | 2月28日 | 奈良教育大学 | 小柳和喜雄教授と赤沢早人准教授の呼びかけで集まった学生・院生・大学の教員など21人。 工藤チーフディレクターが「NHK for School」ブログを通して番組やICT教材の魅力を紹介し、地元椿井小学校の佐伯先生も外国語活動を中心にICT教材の実践的利用法を紹介した。その後小柳教授・赤沢准教授も交え、ICT活用についてディスカッションし、理解を深めた。午後2時から5時 まで。 学生たちの感想は「NHK for School というすばらしく内容の濃い利用しやすいサイトがある事を知り驚いた」、「デジタル教材を手作りする苦労を知ったが、面白い教材だ」などであった。また大学の教員も6~7人参加、ICT教材への関心の高さが感じられた。 講師 奈良市立椿井小学校教諭 佐伯敬子氏 |



