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放送教育ネットワーク

NHK学校放送・デジタル教材Q&A平成24年度 中間報告会の報告リーフレット(研究のご案内)平成23年度 中間報告会の様子

成果報告会のご案内

全放連では、教育課題やメディア環境の変化に対応した放送教育研究を深めることを目的としたプロジェクト研究を継続的に進めることで、全国の放送教育の発展、広がりに寄与してきました。本年度は、子どもたちに「生きる力」をはぐくむ上で、学校放送番組が教育的にどのような効果があるかを検証してきた「生きる力を培う放送学習プロジェクト」研究の最終年です。プロジェクトとしての、研究成果を周知し、放送番組が今日的な教育課題に迫ることのできる優れた教育方法であるということを実践的に明らかにするために、以下の通り成果報告会を開催致します。ご多用の折とは存じますが、多くの皆さんにご参会いただき、ご指導・ご助言を承りたくご案内申し上げます。

日 時

平成26年2月22日(土)13時から16時(受付 12時30分)

会 場

NHK放送センター474会議室(〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1)

内 容

1.研究プロジェクトメンバーによる実践報告
2.それぞれの実践「キーワード」をもとにしたワークショップ
3.指導・講評  大阪教育大学教授  木原 俊行 先生

★当報告会は教育関係者のどなたでもご参加いただけます。
下記の申し込みフォームまたはお電話でお申し込みください。

参加の受付は締め切りました。

電話によるお申し込みは

TEL 03-5455-4310
平日 10時~18時  ※年末年始(12/28~1/5)は休業させていただきます。
全国放送教育研究会連盟事務局 担当:若狭(NHK視聴者事業局事業部内)

案内リーフレットはこちらから

研究に際して

学校放送のデジタル化・ネットワーク化が進む中、全放連の研究プロジェクトでは、豊かな学力の向上、人間力の育成等、時代の要請に応じたテーマを掲げ、学校放送や放送学習の在り方について研究を進めてきた。そして、番組活用の実践を蓄積・発信することを通して、①番組の特性を活かした授業展開の工夫、②研究の成果を検証する評価の在り方、③NHK・研究者との共同研究及び全国各地の教員や外部組織との実践交流、④研究ネットワークやコミュニティーの拡充等の成果を得ることができた。

そして現在、新幼稚園教育要領・保育所保育指針、学習指導要領(小・中・高等学校・特別支援学校)の本格実施、新しい学力観に基づいた教育改革、ICT機器の導入による教室環境の変化等、教育を取り巻く情勢は、また新たな転換期を迎えようとしている。

そこで、私たちは、実践研究を通して検証してきた学校放送番組・デジタル教材の教育的価値と確かな学力を培う「放送学習」の在り方を礎に、 21世紀をたくましく生き抜く子どもたちに必要な「21世紀型の学力(資質・能力)」 (以後「21世紀型学力」)の育成を目指して、新たな「放送学習」のプロジェクトを立ち上げることとした。

研究の内容

①実施期間

平成23年4月1日~平成26年3月31日

②場  所

NHK放送センターを中心に全国の各学校

③委員の構成

全国の幼稚園・保育所、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の5校種の教員
NHK学校放送番組制作者
専任講師 木原 俊行 先生(大阪教育大学教授)

中橋 雄  先生(武蔵大学教授)

④研究の概要

 

㋐新学習指導要領の基本的な考え方、人間力要素、「21世紀型スキル(ATC21S)」、番組の特性等の視点から、放送学習のねらいとする新しい学力を構造的にモデル化し、放送学習における「21世紀型学力」として定義づける。

㋑21世紀型学力を育む放送学習の可能性を探る中で、ねらいの達成に向けて、番組視聴後の学習展開を多様に考え、それらを体系的に整理する。

㋒子どもたちに生きるカを育む上で、放送番組が教育的にどのような効果があるかを検証する。また、実践を中心とした研究成果を分かりやすく周知させる方法(NHK普及促進パンフへの参加、Webと連携した「ガイドブック等」)を実現し、放送教育が今日的教育課題に迫ることのできる優れた教育方法であるという認識を広める。

㋓NHKの学校放送番組制作者・研究者との共同研究という舞台を生かして、新番組の制作やデジタル教材(地上波デジタルの分野も含む)の開発等の先進的な情報を積極的に求め、校種間の連携を更に広げる。

㋔学校放送という全国一律に活用できる教材によって研究を推進し、「実践の成果を提案する」「評価を得る」等の研究活動を幅広く行う。また、授業研究会や成果報告会等に、実際に地方のメンバーに参加してもらい、多様な評価を得ることで、地方の放送教育研究の中核を担う実践者の育成に寄与する。

⑤25年度の研究内容

 

研修の最終年度である今年度は、下記の4つの柱を中心に、研究を進めます。
その成果を2月22日(土)の成果報告会で発表いたします。

㋐授業実践の充実
子どもの実態に合わせて知:確かな学力、徳:豊かな心、体:健康・体力をバランス良く培います。その際、子どもたちの成長の先にある「社会的実践力」とのつながりを意識して実践を行います。また、「習得型・活用型」から「探究型」学力を培う実践に広げられるように、番組の特性を分析するとともに、「探究型」学力を育む「総合的な学習の時間」の単元開発や授業づくりへと研究の幅を広げます。

㋑放送学習の効果の検証
実践者各自が、子どもの実態(研究の背景)から、課題(研究目的)を明確にし、課題解決の具体的な方法(研究方法)を考えた上で実践をします。そして、実践を通して実現した子どもの変容を数値化するなど、エビデンスとして示すことを研究のゴールとして取り組みます。

㋒研究成果の発信
「Q&A」集の発行とHPの内容の充実を図り、放送番組を活用して授業力を高めたいと考えている教員への働きかけを強化し、放送学習の普及促進に努めます。

㋓研究ネットワークの拡充
定例会やMLで地方メンバーとの共同研究を深め、異校種間で研究の交流を積極的に図ります。

平成23年度
平成24年度
平成25年度研究スケジュール
○委員会・研究会を毎月1回行う
  第1期【研究内容検討、年間指導計画作成、授業実践】
  4月:


5月:

6月:

7月:
8月:
研究方針・内容、年間研究計画作成、組織作り
講演「放送番組を活用した探究型学習の実践をすすめるにあたり」
中橋 雄先生 (武蔵大学教授)
第1回授業研究会に向けて(指導案検討)
Q&A集の作成
アクションプラン(各自)の作成
Q&A集の作成
全国大会発表に向けての準備
夏季研修会
実践発表会
第2回授業研究に向けて(指導案検討)
全国大会発表に向けての準備
第2期【授業実践、各地の放送教育研究大会等参加、研究のまとめ】
9月:
10月:


11月:

12月:
第2回授業研究に向けて(指導案検討)
第2回授業研究に向けて(指導案検討)
研究報告書について
放送教育研究会全国大会での提案
第2回授業研究
成果報告会について
研究のまとめ
研究報告書について
成果報告会について
第3期【報告書作成、成果報告、次年度計画】
1月:
2月:
3月:
成果報告会準備、リハーサル
成果報告会 報告書完成
報告書発送
次年度計画
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