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第1回 人間力育成プロジェクト授業研究会

授業者 東京都千代田区立九段小学校 竹下 佳代

7月7日(月)に、千代田区立九段小学校1年の学級において、5校時に「おはなしのくに」活用国語科授業が行われました。1年生が物語の世界に引き込まれ、視聴後には関心を寄せて感想を伝え合っていました。

  • 番組『おはなしのくに』「かたあしだちょうのエルフ」を視聴。
  • 物語を読み味わう。
  • エルフに手紙を書く。
  • 本時のまとめ ・手紙を発表する。 という展開です。

研究会は、「全体協議1」では講師紹介・プロジェクト概要・授業者自評を、続いての「ワークショップ1」では、6つに分けられたグループ毎に授業での「よかった点」「改善点」を書き出した付箋を整理して話し合い、互いに発表しました。

ここで、椙山女学園大学 亀井美穂子准教授より指導講評していただき、続いての「ワークショップ2」では、今度は各班から改善授業提案がなされ、最後に大阪教 育大学 木原俊行教授より総括指導していただきました。

授業者から

「おはなしのくに~お話を伝える名人になろう~」 1年 国語

論理的思考力・表現力の基盤となる、「持続力+かかわる力」「共感的理解力」「分析力」「挑戦力」「発想力」の育成をねらいとして、「おはなしのくに」を活用しています。一流の語りと演出で物語の世界を表現した番組は物語を味わう視点や方法を示唆し、やがて、子どもたち一人一人が自分なりの発想や解釈で物語を味わう力を養ってくれると考えます。

授業展開の基本スタイルは、(1)番組視聴 (2)感想の交流 (3)表現活動 (4)作品の共有です。(2)では、番組への共感を交流することによって、友達の考えへの共感につなげることを大切にしています。その共感が表現の意欲や内容の質を高めるからです。(3)は、国語の時間に経験する表現活動(朗読、手紙、ペープサート、劇等)を、扱う番組の内容に合わせて一通り経験できるように計画しています。「かたあしだちょうのエルフ」(5/30)では、エルフの勇気や悲しみに対する共感を手紙に表現しました。

実践の初期には、物語の内容を順序立てて理解できるように、場面絵を提示してストーリーを確認していましたが、視聴を重ねるごとに、子どもたちの感想を基に物語のあらすじを整理できるようになってきました。「100万回生きたねこ」(8/30)では、朗読の後、登場人物への共感を吹き出しや手紙、絵に表現しました。自分の言葉で表現する楽しさにも気付いてきました。

第2回 人間力育成プロジェクト授業研究会

授業者 東京都目黒区立緑が丘小学校 鈴木 衆

12月5日(金)5校時に、目黒区立緑が丘小学校4年1組を会場に、『みんな生きている』「いじめをなくすには」を活用した道徳の授業が行われました。児童との柔らかいやりとりには、参会者より児童からの厚い信頼を感じさせるとの声が上がりました。

授業は、黒板に今回の番組タイトルを書いた後、すぐに番組視聴が始まりました。視聴後何人かが感想を声に出したあと、4グループに分かれ、タイトルの「いじめをなくすには」についての話し合いに移りました。司会・記録を割り当て、出てきたことはホワイトボードに書き留めまとめていくスタイルは日頃から行っているようで、どのグループでも臆せず熱心なやりとりがみられました。児童がつい意識を向けがちな対処行動ではなく、「ねらい」にもある「優しさと思いやりを持って友達に接しようとする心情」に目を向けさせる声かけをしていました。

研究会では、ワークショップ1、2とも第一回と同様な構成で進め、本授業を浮き彫りにしていきながら、より効果的な番組活用の姿に迫る話し合いとなりました。最後には専任講師の大阪教育大・木原俊行教授に本授業を通して人間力育成に向けての方向性・課題について総括していただきました。

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