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放送教育ネットワーク

ネットワーク通信


2011年5月16日(月)

「放送学習」による人間力育成プロジェクト 活動報告

プロジェクト委員長 竹下 佳余(千代田区立九段小学校 教諭)

「放送学習」による人間力育成プロジェクトでは、「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力(人間力戦略会議)」と定義される「人間力」に焦点を当て、構成要素である①知的能力的要素(論理的思考力・判断力など)、②社会・対人関係的要素(表現力・共感的理解など)、③自己制御的要素(自己肯定力・ネットワークなど)、④身体・体力的要素を、放送学習を通してバランス良く育成することを目指して、3年にわたって研究を進めてきた。

研究の成果をまとめた実践研究報告書※1に、講師の木原俊行先生(大阪教育大学教授)より、次のような評価をいただいた。

子どもたちが学校で身につける能力を、知識・理解や一部の技能に限定せずに、幅広く、彼らの人間力を育もうとするならば、そのきっかけづくりに、そのペースメーカーや教材として、さらにはその舞台設定に、番組やデジタル教材は役立つ。プロジェクトは、そうした番組利用の価値を、人間力の育成という今日的視座から再評価し、再構築し、デジタル教材等の新しい可能性を視野に入れてさらに発展させる営みであったと言える。

授業風景

第2回 横浜市立吉原小学校 吉田圭一教諭

第5学年社会科 活用番組「日本とことん見聞録」『これからの情報社会』

情報はどんなところで、どのように役立っているのだろう
○情報ネットワークがどんな所で役に立っているのだろう
○情報化が進むとどんなことに気を付けたらよいのだろう
○他にも情報化や情報ネットワークが活用されていることはないだろうか

今はとても情報化が進んだ社会だ
情報と上手に付き合っていくことは大切だ
情報を発信する時は、責任を持つことが大事だ

番組からは、好奇心、課題発見力が培われ、既習内容と合わせて論理的思考課題設定力、そして授業を通して行動力などが育まれた。

第3回 目黒区立緑ヶ丘小学校 鈴木 衆教諭

第6学年道徳「カラフル!」『わたしもトライを決めたい』

「カラフル!」によって育まれる人間力は、自己制御的要素にかかわるものが中心となるが、根幹に位置するのは「自己肯定力=自分への深い信頼」であると考える。「自己肯定力」は「自己の認識や考えについて根拠をもって肯定し、自信と責任をもって行動、発信ができる。さらに,自己が発する情報について、発信することによる結果を予測でき、見通しをもって行動できる。」というものと考えた。

※1「放送学習」による人間力育成プロジェクト委員会発行の2010年度実践報告書
ご希望の方は全放連事務局までご連絡ください。
(数に限りがありますので、在庫がなくなり次第終了となります。ご了承ください。)

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」5月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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