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2011年12月13日(火)

第63回北海道放送教育研究大会〈札幌・石狩大会〉報告

全放連ブロック担当部長 井部 良一(川崎市立はるひ野小学校)

第63回北海道放送教育研究大会<札幌・石狩大会>が10月28日(金)~29日(土)の2日間、紅葉で美しく色づいた札幌を中心に行われました。全道から多くの放送教育関係者が集まり、『デジタル元年!!放送教育の新たな展開を探って』~輝く瞳・感じる心・学ぶ喜び~を主題として研究に取り組みました。大会の概要は以下の通りです。

大会主題 『デジタル元年!!放送教育の新たな展開を探って』
~輝く瞳 感じる心 学ぶ喜び~
大会期日 10月28日(金)~29日(土)
授業会場 学校法人青木学園認定子ども園 花川南幼稚園
札幌市立中沼小学校、札幌市立南が丘中学校
総合全体会場 札幌サンプラザ
○開会行事  ○パネルディスカッション
○記念行事  ○閉会行事

■1日目:公開保育・公開授業、研究協議

大会1日目は幼・小・中3校種において公開保育・公開授業、その後研究協議会が以下のように行われました。

(1)花川南幼稚園:3学級公開保育・1研究協議

3歳児、4歳児、5歳児学級の3学級保育公開を行い、「みいつけた!」「つくってあそぼ」「しぜんとあそぼ」の番組を活用し、幼児自らが遊びを広げていく取り組みを行いました。
その後「番組を通して感動体験と考える力を」というテーマで保育研究が行われました。

(2)中沼小学校:8学級(全校)公開授業・3研究協議

学校研究として放送教育に取り組んでおり、普通学級7学級と特別支援学級1学級計8学級が授業公開を行いました。教科は算数・理科・社会・生活・道徳など幅広く放送番組を活用した授業実践がなされました。全教室に50インチテレビが設置され、子どもたちが自然に放送番組に親しみ、学習に集中して取り組む姿が印象的でした。番組利用は丸ごと、分断、一部利用等、学習のねらいに沿って視聴方法を使い分け、放送番組のストーリー性や資料性など特性を生かした授業を展開していました。授業後の研究協議は低中高学年部会に分かれ、公開授業をもとにした協議が熱心に行われました。

(3)南が丘中学校:2学級公開授業・1研究協議

1年社会と3年理科の2学級で放送番組「10min.ボックス」を活用した授業が公開されました。1年社会では中国についての学習を番組から得た情報で進め、3年理科では「火星の動き」を番組によって理解を深めていました。研究協議では「番組活用で知性・感性を磨く」をテーマに話し合いがなされました。

■2日目:総合全体会

2日目は札幌市の中心部にある札幌サンプラザを会場に行われました。休業日にもかかわらず多くの先生方が集まり、研修を深めていました。

(1)パネルディスカッション

「デジタル元年!!放送教育の新たな展開を探って」―放送教育とICT機器の効果的活用―

北海道に関わりの深いお二人の研究者、放送大学教授中川一史氏、鳴門教育大学大学院准教授藤村裕一氏、そして札幌市立有明小学校教諭安井政樹氏をパネリストに、小西雅夫氏(元北海道地方放送教育研究協議会会長)がコーディネーターとなり、上記の主題のもと話を進めました。デジタル化を果たした放送と学校に導入が進むICT機器を、いかに効果的・有機的に併用していき、高い教育的効果を生み出すか、そのアイデアや実践例を豊富に示していただき、今後の放送教育の方向性を示唆していただけました。

(2)記念行事「ゆかいなミニコンサート」

出演:クニ河内(ピアノ) & 野田美佳(マリンバ)

教育テレビ「ワンツー・どん」「うたってゴー」のパーソナリティとして12年間出演したクニ河内さんと野田さんのミニコンサートでした。放送番組で親しんだ、明るく楽しい音楽に会場内は心温まるひとときとなりました。

北海道は放送教育に熱心に取り組んでいる地域です。北海道の先生方の放送教育への熱い思いを感じることができる研究大会でした。

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」12月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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