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放送教育ネットワーク

ネットワーク通信


2012年1月13日(金)

第53回放送教育研究会東北大会宮城大会を終えて

大会実行委員長 菊地 秀敏(仙台市立高砂小学校校長)

大会の概要

第53回放送教育研究会東北大会宮城大会が、11月11日(金)に仙台市青年文化センターを総合全体会場として開催された。今回は、視聴覚教育総合全国大会との合同大会ということで、午前中には、幼稚園保育所、小学校、中学校、高等学校、生涯学習部会と部会別の分科会も開催され、のべ680人の参加をいただいた。大会主題は、「ネットワーク社会におけるメディアとヒューマンコミュニケーション~豊かな学びを創るデジタル時代のメディア教育~」で、午前中の公開授業、実践発表だけでなく、午後の全体研究討議では、「新デジタル時代の放送・メディア教育の展望」というテーマで、東北学院大学准教授・稲垣忠氏と茨城大学教育学部教授・村野井均氏を助言者としてパネルディスカッションが行われた。小学校、中学校、高等学校の実践報告者それぞれがメディアの活用を中心に報告したが、多賀城市立多賀城小学校の馬場早苗教諭は、6年前から取り組んできた放送教育の実践について、機器の整備状況とともに報告していた。

幼稚園・保育所

宮城学院女子大学附属幼稚園で公開保育と実践発表が行われた。参加者は30名弱ということで少なかったが、附属幼稚園教諭と参加者で子どもの思いや考えを出し合い、表現し合うためのツールとしての活用について熱心に討議された。

小学校


仙台市立高砂小学校での公開授業の様子

仙台市立愛子小学校と仙台市立高砂小学校の2校で公開授業と実践発表が行われた。愛子小学校では、主に電子黒板の活用を中心に公開授業が行われ、高砂小学校では、7つの公開授業のうち5つの学級で放送教材を使用し公開授業を行った。利用番組は、「みいつけた!」「できた できた できた」「ひょうたんからコトバ」「伝える極意」「プレキソ英語」である。その中でも、6年の授業では、文部科学省編集の「英語ノート」をもとにした指導過程の中で「プレキソ英語」をうまく活用し、最後は隣接中学校のALT教員と携帯電話で児童が会話するという活用を行うなど、地についた学習が行われていた。


仙台市立高砂小学校での実践発表の様子

実践発表では、高砂小学校や愛子小学校の研究の取り組みについての報告と、放送を利用した特別支援教育活動や学視連からのご支援をいただいた校務情報化の取組みについての報告があった。

中学校

仙台市科学館を会場に、仙台市立柳生中学校と仙台市立袋原中学校の2年生が、「10min.ボックス 情報・メディア」と「ああ言い違いすれ違い」の2番組を活用し授業を行った。実践発表では、電子黒板等のICT機器を活用しながら、画像や映像を使ったわかりやすく良い授業の実践報告が行われた。

高等学校

初めに、NHK制作局青少年・教育番組部の工藤俊二チーフディレクターから、NHKの番組利用についての講演をいただいた。そして、実践発表では、長崎市立長崎商業高等学校の山田文孝先生から「33年目のCM大賞」を受賞した過程について説明があり、創造と連帯感が充実し、生徒の活動の意欲化につながったことが熱く語られた。

全体研究討議

稲垣忠先生と村野井均先生から、それぞれ現在取り組んでいる研究についての提案があり、その後、各校種から実践をふまえた提案があった。最後に、お二人の先生から助言をいただいた。


全体研究討議の様子

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」1月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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