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2013年2月19日(火)

平成24年度関東甲信越放送・視聴覚教育研究大会 千葉大会報告

全放連関東甲信越ブロック担当 横山 亮一(千葉市立小谷小学校)

平成24年度関東甲信越放送・視聴覚教育研究大会・千葉大会が平成24年11月2日(金)千葉県千葉市・袖ヶ浦市で開催されました。大会主題を「確かな学びを育てる教育メディアの効果的な活用方法を探る~デジタルとアナログの調和と融合~」とし、各校園ごとにデジタルとアナログのそれぞれの良さや特性を生かした実践の成果や課題、今後のあり方について研究を深めました。午前中は保・小・中・高において公開保育・公開授業、その後校種ごとに研究協議会・分科会・授業についての質疑応答が行われました。参加総数は約380名。以下に概要を記します。

■社会福祉法人弘恕会 千葉聖心保育園

◯公開保育

1・2歳児、3~5歳児

幼児の自発的行動を促す視聴覚教材を活用し、体験活動を通して豊かな心を育む。

利用番組「いないいないばあっ!」「つくってあそぼ」

■千葉市立蘇我小学校

◯公開授業

1年道徳 利用番組「ざわざわ森のがんこちゃん」(やってよいこと わるいこと)

6年総合的な学習 利用番組「メディアのめ」(自分が調べた国をアピールしよう)

◯分科会

「主体的に理科的活動を行う子どもたちを育成する授業づくり」~「ふしぎがいっぱい」を活用した実践より~埼玉県から提案

「学校放送番組を活用した探究的な学習」~「げんばるマン」を活用した実践より~千葉県から提案

■千葉市立緑町中学校

◯公開授業

1年理科、2年英語、3年保健体育(電子黒板活用授業)

◯分科会

番組「プロを夢見た野球少女」を職場体験に生かす~長野県から提案

「校内放送の運用理論と実践」~千葉県から提案

■千葉県立袖ヶ浦高等学校

◯公開授業と質疑応答

情報コミュニケーション科2年「iPadの全員必携で授業はどう変わるか。」

■全体会(午後) 千葉市文化センター

◯開会行事

開会のことば

主催者あいさつ(ブロック会長、大会実行委員長、NHK千葉放送局長)

来賓あいさつ(千葉県教育委員会・千葉市教育委員会)

表彰

閉会のことば

◯記念講演

演題「メディアリテラシー育成と新しい授業作り」~デジタル教科書時代を迎える前に考えておきたいこと~

講師 千葉大学教授 藤川大祐氏

番組「メディアのめ」「ためしてガッテン」などを利用した授業実践例を挙げ、わかる授業づくりやさまざまな授業で使える手法について紹介された。

◯閉会行事

千葉県から次年度大会開催の埼玉県へ引継ぎがなされた。

■感想

幼稚園・保育園部会、公開保育では、1・2歳児の身体活動として番組「いないいないばあっ!」、3~5歳児の製作活動として「つくってあそぼ」を活用した活動を行っていました。視聴後の遊びの中で製作の意欲が高まり、集団活動も活性化し、望ましい集団への展開がみられるようになりました。研究協議では、保育に視聴覚教材を活用することの有効性について話し合われ、保育活動における番組活用の重要性が共通認識されました。

小学校分科会では、個々の調べ学習が体験学習と結びついて進められていること。スパイラル学習において番組視聴を位置付けることによって実践へとつながり、それが自分たちの生き方を考えるところまで繋がっていることが報告されました。

中学校分科会では、職場体験の前に番組を利用し、自分の将来について考えたり、働くことの厳しさを考えたりすることで、職場体験に対して自分の願いや強い気持ちを持って活動することができるようになったことが報告されました。

10分番組が増えてきていますが、かなりの情報量が盛り込まれています。どのように活用していくかは、教師の腕の見せ所となるでしょう。「デジタルとアナログの調和と融合」~今大会の主題が随所に見られた研究会でした。

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」2月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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