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放送教育ネットワーク

ネットワーク通信


2013年10月19日(土)

中国地方放送教育研究大会島根(松江)大会報告

全放連ブロック担当部長・中国ブロック担当 松川 厚雄(杉並区立天沼小学校)

中国ブロックでは夏季特別研修大会とブロック大会を交互に行っている。5県で2年ごとに担当し10年を1サイクルでブロック大会が回ってくるシステムである。平成25年度は、島根県松江市で、昨年の夏季特別研修大会の成果と課題を踏まえて、大会が盛大に行われた。

【本ブロック大会の特徴】

  1. ①中国は一つを合言葉に、各県から実践発表を出し、大会を支える。
  2. ②夏期休業中のため授業公開がない代わりに、模擬授業形式の発表をとる。
  3. ③特別研修での課題を1年間で集中して改善・バージョンアップして本大会の質を高める。
■第50回中国地方放送教育研究大会の概要
  1. 大会主題 思考力・判断力・表現力を伸ばし、感性をはぐくむメディア教育の在り方
    ~放送教育に視点を当てて~
  2. 期日   平成25年8月8日(木)
  3. 会場   サンラポーむらくも
  4. 記念講演講師  鳴門教育大学大学院准教授 藤村裕一先生
    演題「ICTが生きる学校放送番組の活用~校務の情報化を踏まえて~」
  5. 提案発表
  6. 【A分科会】日常的なICT活用のための校内体制

    • 自ら学び、学びを生かす児童の育成~ICTを効果的に活用した授業を通して~

    島根県飯石郡飯南町立来島小学校 安部喜三子教諭

    • ICTを有効活用するための校内体制の在り方

    鳥取県日南町立日南小学校 久城達也教諭

    【B分科会】教科のねらいを達成するための学校放送番組の活用

    • 児童の発信力を高めるICTを活用した授業づくり

    島根県浜田市立松原小学校 中川貴如教諭

    • ICTの適切な活用による指導効果を高める指導法~学校放送番組を活用した授業づくり~

    広島県広島市立三田小学校 信川裕司教諭

    【C分科会】日常的な学校放送番組の視聴による子どもたちの活動の広がり

    • 社会の現実と向き合い、自ら考えることのできる子どもの育成
     ~NHK学校放送番組『道徳ドキュメント』の活用を通して~

    島根大学教育学部附属小学校 大坂慎也教諭

    • 気付く・つなげる・深まる・広がる放送教育の可能性を探る~『しぜんとあそぼ』の活用~

    山口県三笠学園岩国東幼稚園 冨津田香教諭

    【D分科会】情報モラル教育における学校放送番組の活用

    • 児童生徒の情報モラル教育の推進に向けて~隠岐郡教育研究会メディア教育部会の取組~

    島根県隠岐郡隠岐の島町立西郷小学校 吉田司教諭

    • 技術・家庭科を核に学校全体で取り組む情報モラル教育

    岡山県総社市立総社東中学校 平松高志教諭

    【E分科会】メディアリテラシーを高めるための学校放送番組の活用

    • 学校放送番組『メディアのめ』を活用したメディアリテラシーの育成

    島根県江津市立津宮小学校 大久保紀一朗教諭
    島根県大田市立仁摩中学校 森下博之教諭

  7. 校種別分科会
  8. • 幼稚園部会   NHKエデュケーショナルこども幼児部 専任部長 大谷聡氏

    • 小学校部会   京都教育大学大学院教授 浅井和行氏
    東京都北区立豊川小学校教諭 佐藤和紀氏

    • 中・高部会   鳴門教育大学大学院准教授 藤村裕一氏

  9. 研究成果
  10. 中国・四国・近畿地方から200名余りの参加者があり、学校放送番組を主体としたICT活用教育の在り方についての討議がなされた。模擬授業を取り入れた参加型の研修が大変好評で、活発な質疑応答がなされた。校種別分科会も具体的な実践に結びつくものであり、好評であった。総括講演では、島根県の実態を踏まえた校務の情報化のお話で、今後の方向性についての示唆が得られた。昨年からの継続研究が多かったため、質の高い提案性のある発表であり、島根県のメディア教育の在り方に一石を投じるものであった。

(文・大会事務局)

【大会に参加して】

・本大会が50回という節目。折しも、出雲大社の60年に1度の平成の大遷宮。8月8日末広がりの日に、昨年の参加者が103人、今年は206人という不思議な数字のめぐり合わせの実施となったと、大会実行委員長の足立賢治先生(島根県メディア教育研究会会長)が力説していたことが印象的です。

・会場のホテルの名称にもなった「むらくも」(群雲)のように中国各地から集まってきた人・研究・実践が一つになった大会でした。公開授業のかわりに、どの分科会も、模擬授業形式で発表が行われ、参加者も交えた、たいへん活発な研究会となりました。

・昨年の夏季特別研修大会では8分科会の中で学校放送番組を使った実践発表は3つに留まりましたが、本大会では、10分科会で9つの発表が学校放送番組を使うという努力がみられました。本大会事務局は島根県メディア教育研究会のメンバーが主体となり頑張ってくれました。“放送教育研究会”という名称ではないけれど、学校放送番組を深く愛し、ICTと融合させようとする意気込みを感じられました。

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」10月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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