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2014年03月09日(日)

第62回近畿放送教育研究大会 第63回近畿学校視聴覚教育研究大会 奈良大会報告

全放連近畿ブロック担当 鶴田 裕子(さいたま市立仲町小学校教諭)

■やっぱり奈良の先生方はすごい!

晩秋の穏やかな11月22日、『「豊かな学力」と「豊かな人間性」をはぐくむ放送・視聴覚教育を創造しよう』を主題にして、第62回近畿放送教育研究大会・第63回近畿学校視聴覚教育研究大会が開催されました。葛城市内の学校を中心として、午前は公開授業・校種別研究実践交流会、午後は開会行事・記念講演が行われ、約380名の参加者がありました。

奈良の先生方の取り組みの素晴らしいところは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校など、すべての校種で一斉に公開授業を実施するところです。授業を通して子どもの姿を見てほしいという奈良の先生方の熱い思いがあるのです。なかなか、最近は全校種が一斉に公開授業をすることが困難な時代になってきています。そのような中での全校種の公開授業は大変貴重なことだと思います。私は、葛城市立新庄小学校の4年と5年の理科の授業を参観いたしました。

4年の理科は、「とじこめた空気のせいしつ」の授業でした。NHK for School「ふしぎがいっぱい4年」の「空気をおしちぢめる実験(けむり)」のクリップ映像を使って、空気がおし縮められる様子を視聴し、確認のために活用していました。さらに、テレビ・iPad・ノートPC・実物投影機等のICT機器を予想や実験を確認するために使用していたことが印象的でした。1時間の授業のねらいを達成するために、ICT機器を効果的に使用していました。同じ4年の担任である私にとって、とても興味深く、楽しい授業でした。

また、5年の理科は、「川とわたしたちのくらし」の授業でした。「森林の役割」「たな田の役割」などについて予想し、NHK for School「ふしぎがいっぱい5年」の映像を見て、気付いたことをワ ークシートに書いて、発表していました。班のグループでの交流学習では、一人一人がしっかりと自分の考えをもって話し合いをしている姿が印象的でした(写真1)。

どの教室もICT機器の環境が整っていて、授業に効果的に活用され、教室の入口には授業のポイントの掲示があり、参観する視点となっていました。授業を大切にする先生方の意気込みが伝わり、とてもよいアイデアだと思いました。

写真1 
5年理科の公開授業の様子

■やっぱり放送教育はすごい!

校種別研究実践交流会では、幼稚園部会に参加しました。

NHK for School「おはなしのくに」の番組を保育に取り入れることで、豊かな感性をはぐくみ、自ら考え行動できる子どもを育てたいと考えて実践している提案に興味をもったからです。

全体的な印象として、幼稚園の先生方の参加人数も多く、明るく、にぎやかな感じがしました。

指導助言者の濱崎由昭先生(前近畿放送教育研究協議会事務局長)より熱心な指導があり、「ラジオ・テレビを媒体として、送られてくる放送番組を適切有効に活用して、学習を効果的に行い、人間形成に役立てる教育活動を放送教育という。」「幼稚園教育が放送教育の原点である。」という言葉が心に残りました(写真2)。

改めて奈良の先生方が真摯に放送教育を一丸となって取り組んでいることを痛感した大会でした。

写真2 
校種別研究実践交流会(幼稚園)の様子

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」3月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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