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2014年09月09日(火)

平成26年度合同大会に向けて ―全放連の取り組み―

全放連全国大会担当部長 田端 芳恵(東京都港区立高輪台小学校 主任教諭)

本年11月21日(金)、22日(土)の両日実施される、「第18回視聴覚教育総合全国大会 第65回放送教育研究会全国大会 合同大会」での、全国放送教育研究会連盟(以下全放連)の取り組みについてお知らせします。

本年度の合同大会では、神奈川県川崎市の「くろかわのぞみ保育園」「はるひ野小学校」「はるひ野中学校」「高津高等学校」で保育、授業が公開されます。さらに、公開授業後は、テーマ別研究交流が各会場で実施され、全国からの実践提案をもとに研究を深めます。また、2日目は国立オリンピック記念青少年総合センターに会場を移し、団体別研究及び合同全体会が実施されます。全放連は、大会テーマである「ネットワーク社会におけるメディアとヒューマンコミュニケーション」を念頭に、急速に情報化が進む社会の要請を受け止め、放送番組を活用した教育活動の可能性を公開保育・授業、テーマ別研究交流、団体別研究、合同全体会の場で参会者の皆様と共に明らかにしていきたいと考えています。さらに、視聴覚教育団体との合同開催というよさを活かして、ICT時代における放送教育の在り方を探っていきたいと考えています。全国各地から多くの方々に本大会にご参加いただき、多様な視点で研究を深めていただければ幸いです。

■公開保育・公開授業 11月21日(金)

1日目の公開保育、公開授業は昨年度の北海道旭川大会に続き、全校種で行います。視聴覚教育・放送教育の効果を具体的に子どもたちの学ぶ姿から検証し、研究を深めてまいりたいと思います。また、ICTや放送番組を活用することによって、教師の指導が豊かになり、子どもたちの学びが深まり、多様な能力が育つ様子をご覧いただければ幸いです。

放送番組を活用した授業が公開されるのは、 以下の園・校です。

くろかわのぞみ保育園

活用番組

・ノージーのひらめき工房

子どもたちは、身近な素材を使い想像力たくましく、さまざまなものを創っていきます。「ノージーのひらめき工房」の番組を視聴した後は、目を輝かせ、頭をフル回転させて、自分の思いを表現し実現しています。今回の公開保育では、同じ番組を視聴する中での4歳児と5歳児の指導や展開方法の違いが見所です。

公開保育後には「意見交換会」を行います。

川崎市立はるひ野小学校・中学校
活用番組

・おはなしのくに

・銀河銭湯パンタくん

・時々迷々

・道徳ドキュメント

・できた できた できた

・歴史にドキリ

・はりきり体育之介 他

川崎市唯一の校舎一体型小中連携校で、開校して7年目の新しい学校です。

情報環境は各教室に50インチテレビ、OHC、PC、DVDなどを備えています。PC室は小中2室(各40台)、タブレットPC小中各10台、無線LANで接続できます。恵まれた環境を生かすよう取り組みを進めています。

校内研究として視聴覚・放送教育をテーマとして全教職員で取り組みを進めています。研究の視点として、①児童生徒の豊かな心の育成②児童生徒の情報活用能力の育成③ICT活用による授業改善の3点について、視聴覚・放送・図書を活用することによって実現を目指しています。

また、放送番組を視聴する「テレビタイム」を設置し、学校全体で児童生徒の豊かな心を育む取り組みも行っています。

それぞれの会場園・校では、講師の先生を招いて精力的に研究を進めています。実践を通して研究を深められればと考えています。

■テーマ別研究交流 11月21日(金)

21日の午後には、「テーマ別研究交流」が各会場校で行われます。

放送教育が抱える課題、教育に対する社会からの要請、現在の教育課題などを踏まえたテーマをもって、全国の優れた実践を基に研究を深めます。

全放連が主体となって進める交流会は以下の通りです。各部会、放送教育にご見識をもった講師の先生方にご指導をいただき、テーマに迫る協議を深めていきます。

テーマ 指導講師
健やかな心を育てる放送番組活用/幼稚園・保育所 木原俊行先生(大阪教育大学)
幼稚園からの提案をもとに、心を育てる放送番組活用について考え合います。
生き生きと学ぶ子どもを育てる放送学習/小学校 堀田博史先生(園田学園女子大学)
放送番組を活用して主に小学校の子どもたちが「生き生きと学ぶ」ための授業づくりや授業形態について考え合います。
豊かな心を育てる放送番組活用/小学校 稲垣 忠先生(東北学院大学)
放送番組の活用を通して、他人を思いやる心や生命を尊重する心など、豊かな人間性や社会性をどのように育むかについて考え合います。
放送番組を活用した学級作り・特別支援を必要としている子どもたちのために/小学校 坂田紀行先生(元全放連副理事長)
放送番組を活用して、個や集団のニーズを考慮した、学級作りや特別支援のあり方について考え合います。
生き生きと学ぶ子どもを育てる放送学習/中学校 中橋 雄先生(武蔵大学)
放送番組を活用して主に中学校の子どもたちが「生き生きと学ぶ」ための授業づくりや授業形態について考え合います。

話し合いは、全国で精力的に放送教育、放送学習をすすめている先生方の実践提案を基に進めていきます。各テーマにおいて、放送番組の教材・学習材としての特性に留意しながら、番組を活用した学習活動のよさや活用の留意点などを具体的に明らかにできればと考えています。また、合同大会であることのよさを活かして、放送教育、視聴覚教育、ICT教育等の多様な視点からテーマを深める話し合いができることを期待しています。

こうした交流を通して、それぞれの教育理念や教育方法等についての理解が一層深まることを願っています。

■団体別研究 11月22日(土)午前

全放連は「放送番組のよさを活かした授業づくり」をテーマに、稲垣忠先生(東北学院大学)、中橋雄先生(武蔵大学)の2名の先生方、全放連代表によってワークショップを行います。

近年、学校放送番組の活用法が多様化しています。そんな中、番組のよさを生かした授業づくりについて、“育てたい力”“番組のよさと役割”“放送番組を活用した学習過程作りと教師の役割”等を切り口に考えていきます。

このワークショップを通して、放送番組を活用した教育のよさを多くの先生方に知っていただき、放送教育の輪を広げていくことを大きなねらいとして具体的で分かりやすく放送教育の魅力を伝えていければと考えています。

■合同全体会 11月22日(土)午後

放送教育・視聴覚教育をリードする、堀田博史先生(園田学園女子大学)、木原俊行先生(大阪教育大学)、堀田龍也先生(東北大学大学院)の3名の研究者の方々にご登壇いただき、合同大会の意義、大会テーマ、今後の方向性などご示唆いただき、参加者全員で学び合いたいと考えております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

実りある全国大会の実現に向けて、全放連、視聴覚教育団体、神奈川県川崎市の公開園・校が一体となって準備を進めています。全国各地からご参加いただけることを願っています。

なお、詳しい大会の情報は9月にお配りする「大会2次案内」もしくは「大会ホームページ」をご覧いただければ幸いです。

この記事は、日本視聴覚教育協会発行の月刊「視聴覚教育」9月号にも掲載されています。
日本視聴覚教育協会ホームページ(放送教育ネットワークのページを離れます)

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